協議離婚(家庭裁判所などを通さない一般的な離婚の事)をする際、離婚届の証人になってくれる人を2人探す必要があります。

大抵は家族に頼むケースが多いようですが、証人を頼める人が身近にいなかった場合には、証人の代行サービスを使う事も選択肢の一つです。

この記事では証人の代行サービスとはどんなものなのか、証人欄の代筆は出来るのかなどをまとめました。

まずは本当に離婚届の証人を頼める人がいないかを確認


「離婚届の証人は両親などの家族にしか頼めない」と考える人も居るようですが、そんな事はありません。

離婚した夫婦本人以外の成人した大人なら誰でも証人になれるんです。

証人と言うと借金の連帯保証人のような物を想像して頼みにくいなと感じる方もいるかもしれませんが、離婚届の証人欄は「この離婚はきちんと夫婦両人が合意したものですよ」という事を第三者が証明するためにある物なので、証人になった人に法的な責任やデメリットなどはありません。

事情をよく知る友人や、会社の上司、担当の弁護士さんがいるならその人など、誰でも頼みやすい人に頼んで大丈夫です。

代行サービスにお金を払わなくても身近な人に頼めるならそれに越した事はないので、もう一度誰か頼めそうな人はいないかを確認してみて下さいね。

離婚届の証人の代行サービスってどんなもの?


身近な人に証人を頼める人がいない、気を遣わせたくない…という場合もありますよね。

ネガティブな話題ですし、いくら証人に責任などが発生しないとはいえ、やはり頼みにくい物だと思います。

そういう時に便利なのが、証人の代行サービス

代行サービスを使用する流れは、

  • 依頼
  • 料金の振り込み
  • 証人欄以外を埋めた離婚届を郵送
  • 代行業者が証人欄に記入
  • 離婚届が送り返されてくる

  • となります。

    先に振り込むのが不安な場合は、後払いサービスを行っている業者もあるようなので探してみて下さいね。

    代行サービスを使うデメリットはやはりお金がかかる事と、長く保管される離婚届に他人の名前が載るという事でしょうか。

    逆に言えばそれくらいしかデメリットはないので、下手に証人に悩む位なら代行サービスを頼んでしまった方がいいかもしれませんね。

    料金の相場は1人分で5千円前後、2人分で1万円前後のようです。

    離婚届の証人欄の代筆ってしていいの?


    証人欄の代筆は認められていません

    成人なら誰でもなれる離婚届の証人は「どうしてもこの人のサインが必要だけど、本人がサイン出来ない状況にあるので代わりに筆を取る」という状況が発生しません。

    また、代筆をOKにしてしまうと離婚届の偽装が容易になってしまい、証人の意味がなくなってしまいます。

    先ほども書いたように、離婚届の証人欄には「この離婚届は夫婦の片方が勝手に書いたものではない事を証明します」という役割がありますから、その役割を全うするためにも代筆はNGです。

    ただし、実際は離婚届が受理される時にわざわざ証人にまで連絡が行くことは非常にまれです。

    窓口の職員も、明らかに筆跡が同じ場合を除き、それが代筆かどうかは気付けない事が殆どだと思います。

    でも、だからって代筆をしてしまうのは立派な違法行為

    代筆の離婚届を役所に提出してしまうと、「偽造有印私文書行使罪」となります。

    有罪となった場合、罰金ではなく懲役刑が科されますよ。お気を付け下さい。

    まとめ

    • 離婚届の証人は成人なら誰でもOK
    • どうしても頼む人が居ない場合は代行サービスを使う
    • 相場は約5千~1万円
    • 証人欄の代筆は違法行為

    以上が代行サービスや証人欄についてのまとめでした。

    ただでさえストレスでいっぱいの離婚手続きの期間、

    「誰に証人を頼もうか…気が重いなぁ」なんて悩む位なら、代行サービスを使ってしまうのも精神的にいいかもしれませんね。

    手続きは事務的にちゃちゃっと終わらせて、あなたが早く自分らしい生活に戻れますように。

    応援しています!