離婚を決意したはいいけれど、やっぱり気になるのは子供への影響です。

親の離婚は子供にとっても一大事。大人の都合で振り回してしまうのは心が痛みますよね。

どうしても離婚が避けられないのなら、せめて子供の心のケアは出来る限りしてあげたい…。

この記事で離婚が子供に与える影響とその時の気持ち、そして心のケアの方法について見て行きましょう。

離婚が子供に与える影響って?


子供がまだ小さいうちや、逆に大学生などある程度大きくなってからの離婚は、さほど子供への影響はないと考えられます。

問題は、状況がある程度理解でき、なおかつ人格形成の最中である小学生~思春期にかけての離婚です。

離婚によって子供が受ける影響は心理的にも物理的にも多岐に渡りますが、大まかに分けると、

  • 金銭的な不安
  • 親とのコミュニケーションが減る
  • 環境が変わりストレスを受ける

  • の3つ。

    親権は母親に行く事が多いですが、何か特別な資格を保持している場合を除いて、どうしても稼ぎは父親に敵わない事が多いです。

    養育費などもありますし義務教育のうちは問題ありませんが、私立の高校や大学などの選択肢を諦める事になる子供もいるでしょう。

    親とのコミュニケーションについては、親権を持たない側の親との接触が減る事はもちろん、親権を持つ側の親と接する機会が減る事も指摘されています。

    離婚時には両親とも忙しくてバタバタしがちですし、離婚後も親権を取った親がフルタイムで働きだしたりして、かぎっ子になったりするケースですね。

    さらには、家族がバラバラになり、場合によっては引っ越しや名前が変わったりと環境が激変する事によるストレスを受け、精神的に不安定になってしまう事も大きな影響の一つです。

    両親が離婚すると子供はどんな気持ちになる?


    アメリカの調査によれば、両親が離婚して1年目はほとんどの子供が混乱し、ストレスから不安定になるという結果が出ています。

    大抵は2~3年で乗り越えるようですが、悪条件が重なると10年、15年、さらにはそれ以上長期化してなかなか乗り越えられない事もあるようです。

    子供にとって家庭が壊れるというのはとても大きい事なのですね。

    実際に親が離婚した子供が抱える気持ちとして多いのが、「見捨てられる不安」です。

    多感な時期の子供は、すべての事を自分に結び付けるもの。

    「自分のせいで両親は離婚したのかな。」

    「自分にもっと何か出来たんじゃないかな。」

    「(出て行った方の)親は自分の事嫌いになってしまったのかな。」

    「いつか自分も父親(母親)のようになって、母親(父親)に愛想をつかされてしまうのかな。」

    など、あれこれ考えてしまいます。

    そうしているうちに自己肯定感が低くなって行き、結果として自分を大事にせず、思春期の問題行動に繋がる事も

    程度の差こそあれ、両親の離婚で全く傷つかない子供なんていません。

    離婚するなら子供の心のケアをしっかり!


    まずは、「自分のせいなのかな」「自分は愛されていないのかな」という不安を取り除くためにも、離婚は夫婦の問題であって子供は何も悪くないという事、 離婚してもパパとママはずっと変わらず子供のパパとママであるという事をしっかり伝えて下さい。

    そして、どんなに相手が悪くても、子供には出来る限り相手の悪口を言わない事です。

    あなたはもう離婚して他人になるのですからいいですが、子供にとってはいつまでも血のつながった親です。

    血のつながった親の悪口を言われるという事は、自分を責められているような気持ちになるもの。

    「もしかしていつか自分もこういう風になるのかな」「ママにも嫌われるのかな」と漠然とした不安を抱いてしまいかねません。

    離婚後は自分も生活の変化に精一杯で、なかなか子供の繊細な気持ちを完璧にフォローするのは難しいと思います。

    そんな時には第三者によるケアも積極的に視野に入れて下さいね。

    先生やカウンセラーなど子供の心の変化に精通したプロの手を借りて、子供を最大限フォロー出来る環境を整えましょう。

    まとめ

    • 離婚は子供の人生にも大きな影響をもたらす
    • 両親の離婚に全く傷つかない子供はいない
    • 離婚後の際には子供にきちんと説明を
    • 第三者による心のケアも視野に入れて

    いかがでしたか?

    親の都合で離婚するのですから、何も悪くない子供には出来る限り影響のないようにしたいですよね。

    とはいえ、子供にとって生活の軸である家庭が壊れるのですから、影響をゼロにするなんて不可能です。

    なるべく最短で子供の心を通常運転に戻せるように、しっかりと寄り添い、出来る限りのケアをしてあげて下さいね。

    愛情がしっかり伝わればきっと大丈夫です!