離婚後、シングルとして再スタートをした人にとって、児童扶養手当は頼みの綱です。

小さな子供を抱えていれば、保育園の申込みをしても入園が先送りになるなどで就職ができないことがあります。

また、これまで共働きで収入を得てきた人であっても、一人で子供を育てながら働くとなれば今まで通りにいかないことが多々出てきます。

子供がある程度の年齢に達するまでは、学校等の行事があったり、子供を病院に連れて行ったりと、仕事以外のことに追われることもあります。

しかし、お金の相談というのは、例え離婚経験者同士であってもしにくいというのが本音ではないでしょうか。

さらに、親や兄弟にもお金の話をするのは避けたいと考えるシングルマザーもいます。

一人で思い悩んで追い込まれないようにするためにも、児童扶養手当の申請は早めにしておきたいものです。

ここでは、児童扶養手当の支給回数・支給月・支給日を中心にご説明します。

気になる児童扶養手当の支給回数


離婚後、役所に児童扶養手当の申請を提出し、支給が認められた場合は、その月の翌月分から支払われることになります。

但し、翌月分から毎月支払ってもらえるものではありません。

児童扶養手当は、「4か月分ずつ」「まとめて年3回に分けて」支給されるものなのです。

離婚後、毎月もらえると勘違いをして児童扶養手当をあてにしていると、大きな計算ミスになります。

年3回支給されるということを知っておきましょう。

なお、支給はあなたが指定する預金口座(貯金口座)に振り込まれるという方法になります。

児童扶養手当の申請の際には、忘れずに指定口座の通帳と印鑑を持参しましょう。

児童扶養手当の支給月はいつ?


前述した通り、児童扶養手当は年に3回支給されます。

支給月は以下の通りです。

■児童扶養手当の支給月
  • 4月:12~3月分
  • 8月:4~7月分
  • 12月:8~11月分

毎月支給されるわけではありませんので、注意が必要です。

4月、8月、12月の支給月に合わせて子供の教育に必要になるもの等の購入計画を立てておくと良いですね。

なお、平成29年4月以降の児童手当支給額は、全額で月額42,290円となっています。

しかし、支給額というのは家庭の所得状況に応じて計算されます。

全世帯に一律同じ金額が支給されるのではなく、減額支給もしくは支給なしというケースもあることを知っておきましょう。

児童扶養手当の支給日は何日?


児童扶養手当の支給日は、支給に定められている月の「11日」を基本にしています。

■児童扶養手当の支給日
  • 4月11日
  • 8月11日
  • 12月11日

但し、金融機関が休む土日や祝日が11日の場合は、支給日が前後します。

また、子供が2人いれば支給額も2倍になるというものではありません。

児童扶養手当は、子供1人に対しての手当が「基本」です。

子供が複数いる場合、2人目、3人目の子供に対する手当は「加算する」という方法になります。

加算額も、世帯の所得によって差があります。

最大で、第2子に9,900円、第3子に5,990円が支給されます。

支給額は所得に応じて定められますので、役所で相談しましょう。

まとめ

  • 児童扶養手当は、「4か月分ずつ」「まとめて年3回に分けて」支給される
  • 子供が2人いれば児童扶養手当の支給額も2倍になるというものではない。
  • 児童手当の支給額は世帯の所得に応じて決まる。

シングルで子育てをしている人にとっては頼りになる児童扶養手当ですが、誰もがもらえるものではありません。

また、金額も全員が一律同じというものでもありません。

その世帯の所得に応じて決まるものであり、児童扶養手当の満額の半分しか受け取っていない人、さらには支給されていない人もいます。

また、児童扶養手当とは一度申請すれば、ずっと同じ金額がもらえるというわけではありません。

1年ごとに所得に応じて審査が行われ、場合によっては支給が止められたり、減額されたりするのです。

よくわからないままに児童扶養手当をあてにした生活を送っていると、あるとき支給が止められてしまうことがあります。

結果、生活が一気に困窮してしまったという経験を持つ女性も少なくありません。

まずは児童扶養手当が受給できるのかどうかを掴むためにも、最寄の役所で相談することが大切です。

その上で、疑問に思うことやわからないことは質問し、将来の計画に備えましょう。