離婚が決まり、やっと自由の身になれると思ったその時、あなたは指輪をどうしますか?

婚約指輪も結婚指輪も、新婚当時は「幸せの象徴」のようにキラキラと輝いていたのに、

離婚が決まった瞬間に恨みつらみの塊に変化して身につけるのも嫌な存在になります。

ゴミの日に出してしまうにはもったいないし、かと言って相手に返すのもちょっと躊躇します。

世の女性たちは離婚後、いったい指輪をどうしているのでしょうか?

私なりにリサーチしてみました。

離婚するなら指輪を処分して気持ちをリセット


比較的多かった選択肢は「捨てる」です。(GINZA貴金属調べ)、

迷う事なく指輪を捨てる行為は「全てを精算したい」「気持ちを一掃したい」という強い気持ちの表れなのかもしれません。

なんなら相手の顔も見たくないし、二度と会いたくない位の勢いで別れた男女に多いイメージです。

みんな誰だって嫌な記憶や思い出はどこかに捨ててしまいたいものです。

出来れば悲しい過去は思い出したくないから、象徴たる指輪を葬りたいと思う気持ち、とても分かります。

けれど、贈り物である婚約指輪や結婚指輪って勝手に捨ててもいいもの?

もしかして相手に返さないといけないのでしょうか。


答えはNOです。

法律的には、結婚指輪は「無償贈与」とみなされます。

必ずしも贈り主に返さなければいけないものではないのです。

たとえ相手から返還を求められても、返す必要はありません。

私は、指輪を返そうか捨ててしまおうかと迷ったタイプです。

離婚しようと決めて我が子を連れて家を離れた私は、1年の別居を経てようやく離婚に至りました。

冷戦状態時の感情の交差って、物凄くエネルギーを消耗するし愛情すらも摩耗します。

緑の紙に判子を貰った1年後には、ほんの少し残っていた愛情すらも消え失せてもはや相手は自分の敵です。

シングルマザーとして再スタートをきる私にとって、元夫からの贈り物は邪魔でしかありませんでした。

過去は振り返りたくないから全部捨ててしまおう。養育費も要らないしスッパリ縁を切りたい。

結婚前の貯金で購入した家具や家電も、元夫が使ったものは使いたくない!指輪も返そう!

(当時は私も若く無知だった為、とてもお恥ずかしいのですが…「共有財産」という存在を知りませんでした)

指輪だけにとどまらず、感情のままにあらゆる物を処分しようとしました。

しかし、元夫は指輪の受取りを拒みました。

そして返還を拒まれた空虚な指輪の末路は「処分」ではなく「売却」の道だったのです。

離婚の時に指輪を高く売る方法は?


私が指輪を「捨てる」から「売る」ことにシフトした経緯はたったひとつです。

月並みですが今後の生活のためです。冷静になって自分の身の振り方、我が子の将来を改めて考えました。

シングルマザーになった私はというと、ありがたくも親からの援助はありましたがそれでも経済的に余裕はありませんでした。

もちろん養育費や教育費は必要ですし、いつまでも親に甘えているわけにもいきません。

自分にはもう価値のない結婚指輪、けれど腐ってもプラチナです。

「どうせなら生活資金に変えてしまおう。捨てるのはもったいない。」

したたかに、高値で買い取ってくれる所を探しはじめたのは言うまでもありません。

それまでは結婚指輪を「売る」という発想がなかったので、そもそも買い取ってくれるのかどうかをネットで調べました。

調べてみると、刻印された指輪やフルオーダーの指輪も、結論から言うと売る事ができました。

しかも婚約指輪や結婚指輪は金・プラチナ・ダイヤモンドで作られているのが大半なので高値がつきやすいのです。

ただ刻印されたものなどは、リセールする際に刻印を消さなければならず、買取価格が必然的に下がりますし、お店によっては買取り不可になってしまう事もあるので注意が必要です。

買取り価格は、購入時の約10分の1が平均相場です。少しでも高く売りたいですよね。

POINT!

高値で買い取って貰いやすいコツとしては、付属品(ケースやクラリティ証明書等)もすべて用意しておくことです。

私は上記の「ジュエリー」としての買取りではなく、あくまで「素材」として買い取って貰う事にしました。

刻印があった事と、ジュエリーとしては割とくたびれてしまっていたからです。

素材として売るには、指輪の素材の種類・重さなどを把握しておくのがポイントです。

また時期によって素材の買値は変動するので、タイミングを見て売るのがベストでしょう。

離婚しても指輪を売らないならリフォームの道もあり


婚約指輪は結婚指輪よりもデザイン性に富んでいて、宝石を使用しているものが多く見られますよね。

宝石の配列や指輪そのものをリフォームして、手元に残しておくという選択肢もあります。

ペンダントトップやピアスなど他のジュエリーへとリフォームが可能ですし、「婚約指輪」という印象がなくなるので「嫌な思い出の品」として思い出すこともなく身に付けられそうです。

ただ「売る」とは反対にリフォームは費用がかかります。

売却の道を選んだ私ですが、実は婚約指輪だけは保管していて暫くしてからリフォームしました。

すべて一掃して少しでも生活資金にしよう!と離婚当時に息巻いていたのは事実ですが、物に罪はないと痛感したのも事実です。

指輪自体もデザイナーやお店の方も、大切にずっと使ってくれるのを願っている事でしょうから。

私の婚約指輪は、ほんの少しリフォームしてペンダントトップになっています。

まとめ

  • 今でも5割が思っている!離婚したら指輪は「捨てる」
  • 「売る」場合は焦らずに相場のあがるタイミングを見て賢く売ろう
  • 物に罪なし!自分好みにリフォームして愛用するのもOK

指輪をどうするのかは、本当に人それぞれです。正解も間違いもありません。

当初は「捨てる」を選んだ私ですが、少し冷静になってから売ったりリフォームして今ではよかったと思っています。

感情的になってその場の勢いで動いていたら、きっと後悔していたはずです。

離婚して、たくさんの教訓を得ました。これが結果オーライというポジティブ思考でしょうか。

いずれにしても自分に合った方法を選んで、悔いなく前向きに新しいスタートを切っていきましょう!