離婚すると決まったら、いろいろと手続きがあります。

なかでも、子供がいる方は、子供の名字の変更をするかどうか、戸籍を夫側・妻側のどちらに入れるのかなども考えなくてはなりません。

健康保険の変更には、手続きの期限もあります。

何かと大変な時ですが、速やかに手続きを済ませられるよう、手続きの流れをまとめてみました。

離婚の手続き:子供の戸籍はどうすればいい?


離婚すると、妻と夫の戸籍が分かれて、別々の世帯になります。

離婚する夫婦に子供がいる場合は、子供の戸籍を父側か母側のどちらの世帯に属するのか、決めておく必要があります。

そして離婚届のなかで、子供の親権をどちらが持つのか決めなければなりません。

もし何もしなければ、父親側に子供の戸籍は残ります。

離婚後に夫の戸籍を出る母親側が、子供の子供の親権を持つ場合は、離婚後に子供の戸籍や姓を今のままにするか、変更するのか、あらかじめ考えておきましょう。

子供の戸籍を変更する手続きの流れは、まず家庭裁判所に「子の氏の変更許可申請書」を提出します。

その際、子供一人につき800円の収入印紙と、申し立てごとに82円切手を1枚準備します。

さらに、子供全員分の戸籍謄本と、父親&母親の離婚事実が記載済みの戸籍謄本を用意します。

申し立て後に裁判所から審判書謄本が送られてきたら、その書類と子供の戸籍謄本を持って、居住地区の市町村役場に行って「入籍届」を提出すればOKです。

離婚の手続き:子供の苗字変更はどうやってする?


離婚後に、子供の苗字を変えるかどうかは、子供の年齢によって少し事情が変わります。

子供が15歳以上の場合は、苗字変更の申し立ては子供本人がする必要があります。

もし子供の年齢が15歳未満の場合は、親権者が居住地区を管轄する家庭裁判所に赴いて、子の氏の変更許可の申し立てに関する申立書を提出します。

そのときに、離婚後の戸籍謄本を父側と母側の分を準備する必要があります。

離婚の手続き:子供の健康保険はどうする?


専業主婦の方など、夫の扶養家族に入っている場合は、離婚によって扶養から外れると、元夫の健康保険が使えなくなります。

何があるか分かりませんから、離婚後すぐに医療にかかり、健康保険が使えるように、すみやかに手続きする必要があります。

離婚後、母親と子供が一緒に生活し、父親が社会保険加入者の場合は、母親の健康保険だけが無効になるので、居住地の役所で手続きを行います。

父親側が国民健康保険加入者の場合は、母親と子供両方の健康保険手続きをすぐに行いましょう。

「国民健康保険」の加入手続きに必要なものは、国民健康保険被保険者取得届、健康保険資格喪失証明書、印鑑、そしてパスポートなどの本人確認書類です。

まとめ

  • 子供の戸籍を夫・妻のどちら側に入れるか決めておく
  • 子供の戸籍や苗字の変更はまず家庭裁判所で手続きを行う
  • 子供の健康保険の手続きは役所で行える

離婚時は引越し先を探したり、専業主婦だった方は仕事を探したりと、いろいろ忙しいものですが、ここに挙げた手続きは、離婚したらすぐに行わないとならない重要なものです。

きちんと調べて、速やかに手続きが行えるように準備しておきましょう。