子供を連れて母子家庭になる場合、しておかなければならない準備とは何でしょうか?

離婚に際しては離婚届の提出のほかに、たくさんの煩雑な手続きがあります。

さらに経済的な準備も必要になってきます。

ここでは母子家庭になる前に準備しておくべき事柄について説明していきます。

母子家庭になる前にしておくべき準備とは?


離婚は感情のまま、勢いでしてしまうと、離婚後に大きなデメリットにさらされることになります。

特に子供を連れての離婚する時には、慎重に準備をしておかなければいけません。

特に大切なのはまとまった現金を確保することです。

この現金を準備しておくことで、新しい住まいの確保や、専業主婦であった場合の当面の生活費に不自由しなくて済みます。

また、離婚前にできれば仕事を確保しておくと良いでしょう。

しかし、結婚期間中に専業主夫であった場合には、特殊な資格などを持っていない限り、安定した職に就くことは難しいと思われます。

まずはパートや派遣などから始めて、正社員にステップアップできるようにしましょう。

また、離婚後は、結婚期間中より経済的に困窮することが考えられるので、母子家庭になったときに受けられる各種手当なども調べておきましょう。

このように離婚後の生活に備えておくことで、母子家庭の生活を始めるにあたってトラブルの少ないスタートを切ることができます。

母子家庭になったときにはどんな手続きが必要?


離婚自体は市役所に夫婦双方と2人の保証人の記名がされた離婚届を提出すれば、基本的に受理されます。

この離婚届提出の際に、離婚届受理証明書を発行してもらうと、以降の手続きが迅速に行えるので、発行してもらうようにしましょう。

その後、役所で必要な手続きは、児童手当、児童扶養手当(母子手当)、ひとり親家庭等医療費助成制度の申請と、国民健康保険への加入手続きです。

この時に役に立つのが、前に述べた離婚届受理証明書で、これがあると、離婚届の提出後にすぐにこれらの申請、手続きが可能になります。

このほかに一番に行いたいのが運転免許証の名前の変更手続きです。

クレジットカードや預金の名義変更も必要になりますが、この時に苗字の変更を証明するために運転免許証が必要なので、早めに手続きを行うようにしましょう。

また、母子家庭になる場合には、新しく戸籍を作り、その戸籍に子供を入籍する手続きと、自分の旧姓に子供の苗字を変更する手続きが必要になります。

入院保険や学資保険など、各種保険の名義変更も、母親や子供の苗字が変更になったタイミングで行うようにしましょう。

母子家庭での仕事探し


母子家庭になると、特に小さい子供を抱えているときには子供の急な病気で仕事を休まざるを得ない状況も考えられるので、安定した職に就くのが難しいことが予想されます。

そのような事態を想定して、実家が頼れる状況であれば、離婚後の住まいを実家の近くに準備することも考慮すると良いでしょう。

結婚して、離職していた期間が比較的短いのであれば、離職前の職場に相談してみることもいいでしょう。

以前の職場に戻れなくても、経験と人柄を買われていれば、関連会社に紹介してもらえることも考えられるからです。

また、職安で仕事を探すにしても、何の資格もないシングルマザーでは、なかなか職を得ることはできません。

そのような場合には、職業安定所が助成金を出しつつ資格取得のための講習を受けることができる制度があるので、それを利用してさまざまな資格の取得を目指し、就職につなげるようにしましょう。

まとめ

  • 離婚時に必要な手続きをきちんと把握し、漏れがないようにする
  • 離婚届受理証明書を発行してもらう
  • 各種助成金の申請は確実に
  • 苗字が変わったら保険などの名義変更を
  • 就職に有利な環境を整え、使える制度を把握しておく

何の準備もなく母子家庭になってしまうと、煩雑な手続きや、新居の準備、それに伴う費用の準備などに手間や時間を取られてしまい、スムーズな再出発ができません。

離婚前に必要な手続きを把握し、新居や仕事の確保のために準備をしておくことで、そのような離婚後の混乱を避けることが可能です。

離婚が決まったら、離婚届を出す前に、離婚後にすべきことに対してしっかりと計画を立てておきましょう。