夫婦間の離婚について、ある程度メドがたった後、家庭裁判所で子供の戸籍の手続きを行い、 その後は学校へ離婚にまつわる苗字変更や住所変更について連絡する必要があります。

さらに、離婚後引っ越しをして学区外へ行く場合は、転校の手続きなども行うことになります。

今回は、離婚後に転校するべきか?いつ離婚について子供の学校に伝えるか?

離婚後の転校手続きについてをお伝えします。離婚を検討している方や、すでに離婚手続きをされた方、必読ですよ。

離婚後、学校は必ず転校するべきか?


例えば、夫と親権を争って長期の裁判の後に離婚した、DVのような暴力があり離婚した、など別れた後に顔をあわせたくない、あわせられないような状況の時は、子供を転校させることがオススメです。

心機一転する意味や、 子供が暴行を受けたり誘拐されてしまう危険性などを考えると同じ学校に通わせるのはあまり良い方法とはいえません。

ですが夫とは円満離婚であったり、子供が別れた夫のことが好きで、たまに夫の家に遊びに行かせてあげたいなどの場合は、 わざわざ学校を転校させる必要はなく、離婚後の引っ越し先が同じ学区内であれば継続して同じ学校に通わせても良いでしょう。

基本的に転校の理由となる「引っ越し」にはお金がかかります。住んでいる地域によっては、 一度の引っ越しで50万円~100万円ほど貯金が消えてしまうこともあります。

また転校すると今までの子供の友人関係もイチから作り直しになりますので、 社交的な子供であれば比較的新しい学校にも馴染みやすいですが、社交的ではない性格の子供の場合、 転校先の学校に馴染むのに時間がかかるでしょう。

結論としては、可能であれば転校はしない。必要があれば転校をする。

それがベストでしょう。

子供の学校への離婚について報告のタイミングは?


離婚後引っ越しせずに同じ学校に通い続ける場合

離婚した直後に学校に報告しましょう。

連絡帳へ記入するだけだと連絡が不十分なため、 学校に電話をして、学校の事務の方や担任の先生に離婚した旨をお伝えください。

「児童・生徒調査表」に、変更が必要となるため、先生から指示があった場合、苗字の変更や住所変更について記入が必要です。

なお、児童・生徒調査票とは、年度初めや入学時に記入をしている、 子供の情報(生年月日・住所・電話番号、保護者の氏名・続柄・職業など) 本人の健康状態(過去・現在の病歴を含む)、緊急時の連絡先、学校から家までの略地図などを記入する用紙のことです。

その他、学校の先生から書類の記入などの指示があった場合は、書類を記入して提出してください。

離婚後引っ越しして別の学校に転校する場合

上記と同様に 「児童・生徒調査表」に、変更が必要となり、苗字の変更や住所変更が必要ですが、 学校が変わる場合は他にもいくつか手続きが必要となりますので、次の項目で確認してください。

離婚後、転校する場合の学校手続きとは?


転校する場合の学校手続きですが、転居先の住所が決定した後に、小学校に行き子供の「在学証明書」 と「教科書給付証明書」を貰ってください。その際に印鑑が必要ですので必ず持参してください。

次に役所に行き学校からもらった「在学証明書」を提示してください。

すると、役所から「転入学通知書」がもらえます。 その後、転出先の学校に、「在学証明書」「転入学通知書」「教科書給付証明書」を提出して書類の手続きは完了です。

新たな学校の制服の取扱店を学校から教えてもらい、必要な道具なども購入し、転入の準備完了です。

転校は不安かもしれませんが、先ほどもお伝えした通り社交性が多少あれば子供は学校にすんなりと馴染みます。

ここからは経験談ですが、子供の頃、筆者は親が離婚し、まずは親の実家の学区内の小学校に通い、 その後は市営住宅に当選して市営住宅の地区の学校に通うことになりました。

その関係で転校を2回経験したのですが、転校すると転校生に興味を持ってくれたり、 転校生に親切な生徒が必ずいて、その子たちのおかげで学校のことを色々教えてもらい馴染めました。

ただし、学校にはそれぞれ地域性や特性があるので、事前にどんな学校か口コミやインターネットで 調べられる限り調べましょう。地域によっては治安があまりよくない場所などもありますので、 どんな学校なら自分の子供を通わせることができるかを見極め、選ぶことも大切です。

まとめ

  • 可能であれば転校はしない。必要があれば転校をする。
  • 子供の学校への離婚について報告のタイミングは、離婚の直後。
  • 学校と役所から必要書類をもらい、転入先の学校に提出しよう。

離婚後転校するべきかどうか?また、離婚したことを子供の学校に報告するタイミングや手続きについてをお伝えしましたが、 今回お伝えした手続きについての内容は一般的な内容であり、地域によっては若干の違いがあるかもしれません。

実際に小学校や役所に行ってしっかりと確認をして手続きをしてください。

転校や引っ越しをする場合は、新しい環境で新しい人生の再スタートです。

離婚で辛い思いや経験やしたことを悲観するのではなく、子供と自分の未来のためにポジティブに考えて行動していきましょう。