離婚をすることが夫婦間で決まったとしても、子供にいつ伝えたら良いか、そしてどうすれば子供にうまく伝わるか、 悩ましいことですよね。

離婚について話すことは、子供の年齢が大きく関わり、法律上の考え方も存在しています。

今回の記事では、離婚についてどんな年齢の子供にどんな風に伝えるべきか?どんなタイミングで伝えるとよいか? 子供にどんな配慮が必要かなどについて、詳しくお伝えしていきます。

離婚話について、そもそも子供に伝えるべきか


離婚話について子供に伝えるべきかどうかは、離婚時の子供の年齢を基準にするといいでしょう。

物事の理解がきちんとできるようになり、自分の考えや意志が伝えられるようになるのは5歳からですが、法律では親権者を決める時に

  • 0~10歳は母親が親権者になる例が多い
  • 10~15歳で子供の発育状況や精神面を考慮して決定
  • 15~20歳の場合は満15歳以上の場合は子供の意志を尊重する

という考え方があります。

そのため、子供が10歳くらいであれば、子供に離婚について話しておく必要があります。

また、0~10歳の時に離婚した場合でも、成長して子供が大きくなったときに「なぜ親は離婚したのか?」 を知りたがった場合は、伝える必要があるでしょう。

子供が全く気にしておらず、知りたがらないのであれば無理に伝える必要はないでしょうが、 子供に関係無いという姿勢ではなく、家族の一員として、家族で決まったことを伝えてあげましょう。

変に隠したりすると、子供が不安になる可能性があります。

離婚前?離婚が確定後?離婚話を子供にするタイミングは?


理解ができる年齢なら、夫との話し合いで離婚が決まりそうなタイミング、 もしくは別居が決まりそうなタイミングで子供に離婚する予定であることを伝えましょう。

離婚が決定して、すべて段取りが終わってから伝えるとしまうと、家族としてみられていない、蚊帳の外にいるような気持ちになり、親に対しての信用を失うかもしれません。

またお父さんもお母さんも大好き!と考えている子供にとって、離婚はとてもショックなことですから、後回しにせず、なるべく先に話すことがオススメです。

子供の気持ちを整理する時間や、子供に考える時間を与えることも忘れ無いようにしてください。

筆者の親は離婚経験があり、子供目線での記憶がいろいろと残っています。

当時父親が借金を多く抱え、 そのため家族が困窮し、食事もままならなかったので、母親は夜にアルバイトをして食費を捻出していました。

保育園時代の私の写真を見ると、体のあばらが浮き出ていて、栄養が足り無いことが一目でわかるような子供でした。

両親が離婚した後、母親が引っ越しを終え、安心していた顔を覚えています。

家にほどんどおらずどんどん借金を作る父親よりも、いつも世話をしてくれた母親が、夫との喧嘩や借金の取り立てに怯えず暮らせるようになったこと、そして食事がままならなかったことが解消され、好きなものが食べられるようになったこと、それがとても嬉しかったです。

私の場合は親の離婚時は7歳で、離婚を事前に伝えられていませんでしたが、あまり物事がわからない年齢だったので、後々それで特に問題はありませんでした。

ですが、離婚について理解できる年齢であれば、ぜひ離婚前にきちんと子供に伝えるべきだと思います。

離婚話の伝え方。子供が傷つかないようにするには?


子供にとっては母親についていくか、父親に付いて行くかで、人生が大きく変わります。

ついやってしまいがちなのは、子供に夫の不利になるような情報を吹き込んで、夫の方に子供が行か無いようにすること。子供には選ぶ権利があり、子供の気持ちを尊重して、どちらの親についていくかを決めてもらうためにも悪口を伝えるのはやめましょう。

子供は「自分が何か悪かったのか」「自分のせいで離婚することになったのでは?」と考えることもあります。

離婚は夫婦の問題であり、子供のせいではないので、子供が責任を感じ無いように配慮が必要です。

また、離婚原因が浮気や不倫で、離婚後に夫が新しいパートナーと結婚する場合、正直に子供に伝えましょう。

夫が不利になる情報としてではなく、事実として伝えておかないといけません。

それが、子供にとって夫側についていくか自分側についてくるのかの判断材料となるからです。

そして、子供が自分と一緒に暮らす事を望まず、夫側に行くことを望んだ場合、子供を責めたり叱ったり、罵倒するようなことは言わないでおきましょう。

子供は一人の人間であり、親の所有物ではありません。

子供の将来のことを考えてあげること、そして子供の気持ち最優先することを忘れないようにしてください。

まとめ

  • 離婚話をするかどうかは離婚時の子供の年齢を基準にする
  • 離婚が決まりそうなタイミング、もしくは別居が決まりそうなタイミングで離婚を伝える
  • 離婚話を伝える時、子供の将来や、子供の気持ちを最優先に考えてあげること

離婚話というと、夫婦間のことを考えがちですが、子供の気持ちや子供の進路、将来にも大きく関わってきます。

離婚することにより、結果的に親子みんなが幸せになれるのであれば良いですが、離婚したために不幸せになるということは避けたいものです。

そのためにも、離婚時に親子で十分に話し合い、気持ちを整理したり、考える時間を設けて、将来のためにじっくり考えましょう。

子供が大人になるときに両親の離婚が負担にならないように、配慮することが親の務めだと考えてください。