子供を引き取って離婚することになった場合、今後の生活準備に追われることになります。

親子が暮らしていける新居の準備、転校等の手続きもその一つです。

中でも特に気になるのは、生活費をどのように確保していくかという問題ではないでしょうか。

シングルマザーになっても、夫婦そろって生活していた頃の生活水準を保つのは簡単ではありません。

母親にやる気があり、能力や健康面に問題がなくとも、子育てをしている限りは思うように働けないという壁がありますね。

ここでは、女性が一人で子育てをしながら生活していく上での支援体制に関して解説します。

シングルマザーの生活支援


一人親世帯は増加傾向にある日本では、シングルマザーが活用できる支援制度がいくつもあります。

シングルマザーの大きな悩みの一つとしては、子供がいるため思った仕事に従事できないという問題があります。

子供は大きくなれば手は離れていきますが、今度は教育等に必要となる金額が右肩上がりに増えていくという問題もあります。

離婚の準備段階においては、シングルとしての生活に充てるためのお金をできるだけ確保するよう努めておきましょう。

■離婚後の生活費確保に向けて調べておきたいこと
  • 夫からの慰謝料と養育費
  • 児童扶養手当
  • 一人親世帯の税金や年金、健康保険等の免除
  • 一人親家族の医療費助成制度
  • 母子家庭や父子家庭のための住宅手当
  • 生活保護

シングルマザーの支援制度とは?


先に挙げたように、一人親を支援するための制度はいくつもあります。

知識がなければ、もらえるはずのお金がもらえないままになったり、利用できる割引や免除を取り逃がしてしまうことにつながります。

多くの手当や助成制度は、本人からの申請がなければ受けることができません。

子供が健やかに幸せに成長していく上で、貧困は重大な問題です。

高校に進学しない、または高校時代に生活費確保のためアルバイトに明け暮れる等の様子はメディアでも取り上げられています。

以下の支援制度について一つ一つ確認し、離婚後の生活を少しでも豊かにする方法を考えましょう。

シングルマザーが利用できる手当は?


■子育てをしていくための手当
  • 児童手当(中学卒業までの子供が対象)
  • 児童扶養手当(子供が満18歳になった後3月末まで支給)
  • 児童育成手当
  • 特別児童扶養手当
  • 一人親家庭の住宅手当(自治体によって違いがある)

上記手当は離婚届を出したから自動的に支給が始まるものではありません。

また、所得によって支給額は左右されます。

住民登録している役所で手続きを受けてくれますので、離婚後は速やかに役所に行き手続きしてください。

■その他の子育て支援や助成
  • 一人親医療費助成制度(医療費の一部助成)
  • 乳幼児や義務教育就学児の医療費助成
  • 所得税・住民税の所得控除
  • 国民年金や国民健康保険料の免除または半額免除(低所得者の場合)
  • 交通機関の割引(JR通勤定期券は3割引)
  • 粗大ゴミ処理手数料減免(児童扶養手当を受給している世帯が対象)
  • 保育料の免除や減額

まとめ

  • 申請をしなければ各種手当は支給されない。
  • 児童扶養手当や住宅手当等は、その家庭の所得状況等を審査した上で決定される。
  • 医療助成制度や金額は各自治体によって内容が異なる。

なお、他には生活困窮者のための『生活保護』についても予め調べておくと良いでしょう。

また、乳幼児の保育料以外では、小学生が放課後に利用できる施設である『学童』においても利用料を免除してくれることがあります。

自治体によって助成や免除の内容は異なりますので、最寄りの市町村の自治体ホームページで確認しておく必要があります。