男女間にトラブルは付きものですが、特に 配偶者の浮気問題が発端となる場合は、言い争いが激化しやすいと言えます。

子育て真っ最中であればなおのこと、裏切られた側は将来を悲観視してしまうのも無理はありませんね。

でも、感情的に急いで離婚を推し進めてしまうと、自分が不利な立場に追い込まれることになりかねません。

特に、親権を取って離婚後の生活を送りたいと考えている場合は、冷静且つ計画的に準備を進めていく必要があります。

ここでは、夫の浮気が原因で離婚する場合の、マイホームの問題と住宅ローンの問題にスポットを当てて考えてみましょう。

旦那の浮気による離婚率


ここでは配偶者の浮気による離婚率について考えていきます。

浮気は、婚姻関係の間では「不貞行為」として扱われています。

不貞行為が原因で離婚したのか、他の原因で離婚したのかは、なかなか表沙汰にはならないことをまず理解する必要があります。

裁判離婚をする、または不貞行為に対して裁判を通して慰謝料請求をする以外のケースの場合は、基本的に夫婦間で離婚が決定されるからです。

全体の離婚数のうち1割程度が不貞行為によるものであるというアンケートの統計が出されたことはあります。

しかし、離婚原因を明かす夫婦は多くありませんので、本当の数字は掴めないのが現状でしょう。

「不貞行為があっても離婚しない」という夫婦は家庭内で話をするだけで解決させますので、その数を把握するのはさらに困難です。

したがって、不貞行為によるトラブルがどれ位あり、その中で離婚する人はどれ位いるのかは極めてわかりにくいと捉える必要があります。

「離婚準備」持ち家の問題解決は最優先事項


多くの法律事務所や弁護士が、離婚準備の中でも特に「持ち家問題」の解決を最優先事項として挙げています。

夫婦が離婚する際、「財産分与」は重要な問題ですが、特にマイホーム問題は離婚協議の争点になりやすいという現状があるのです。

中には、離婚後もマイホームの問題が解決できずに言い争いが続くケースもあります。

■持ち家に関して早急に調べること
  • 住宅ローンが完済できているのか否か。
  • 完済できていない場合、住宅ローンはいくら残っているのか。
  • 住宅ローンの名義人。
  • 持ち家を売却した際の値段。

「離婚準備」住宅ローンが残っていた場合


ここでは、住宅ローンを完済できていないケースについて解説していきます。

結婚してからマイホームを持った場合、家は夫婦の「財産分与」の対象となります。

持ち家を売却した場合、財産は夫婦で分与できるということになります。

ここでの留意点は、負の遺産も「財産分与」の対象であるという点です。

ローン(借金)が残っていれば、それも夫婦で分与しなければならないということになります。

■住宅ローン未完済で離婚する際の選択肢
  • 名義人が家に残って住み続ける。
  • 名義人ではない方が家に残って住み続ける。
  • 名義人ではない方が、名義人になり(契約変更)、家に住み続ける。
  • マイホームを売却して、お金を夫婦間で折半する。

どの方法を選択した場合でも、「財産分与」の問題はあります。

どの方法が最善かは家庭によって異なりますので、慎重に話を進めていくことが大切です。

なお、前述の通り、マイホームは言い争いになりやすい問題ですので、弁護士に相談することも視野に入れておきましょう。

まとめ

  • 不貞行為によって離婚する夫婦の数を把握するのは困難である。
  • 離婚準備の中でも、持ち家の財産分与で揉める夫婦は多い。
  • 財産分与は借金も対象である。
  • 持ち家の問題は慎重に計画を立てることが必要である。

離婚成立後、住宅ローンの支払いが速やかに行われることが理想ですが、支払いが滞るケースも多々あります。

特に家を出ていった方は、大きな罰則でもない限り支払いを滞りがちです。

離婚後に発生するこういう問題も視野に入れて、マイホームをどうするかを考えていくことが必要です。

また、子供を連れて家を出ることを妻が選択した場合には、新居の確保や引っ越しの問題も抱えることになります。

財産分与問題、新居問題、不貞行為(浮気)への慰謝料問題、養育費問題等、考えることは多々ありますので、腰を据えて進めていくことが必要です。