熟年離婚は最近になって増えてきており、40年前に比べると約10倍にも増えてきています。

夫側からの熟年離婚の要求は、近年になって増えてきているようですが、やはり妻から熟年離婚を切り出すケースがまだまだ汚いようです。

ここでは熟年離婚のメリットとデメリットを解説していきます。

夫と熟年離婚したい妻は多い


熟年離婚とは、一般的に50代以降の夫婦が離婚することを言います。

しかし、今では40代の離婚も多く、理由は「夫が家庭を顧みない」事が多いようです。

40代ならば、人生の再出発の最後のチャンス、50代以降では子供の手が離れてその後の人生を夫と二人で過ごしていくことに耐えられないと考える妻も多いよです。

40代以降と言えば、夫婦ともに昭和生まれ、まだまだ亭主関白タイプの夫を持つ妻が多い年代です。

夫から妻への肉体的暴力は、今ではドメスティックバイオレンスとして立派な離婚事由となるので、それ自体は減少傾向にあるようですが、それ以外の小さな不満が積もり積もっての熟年離婚が多いようです。

妻が何度も不満を伝えたり、注意を促しても、夫の耳には届かず、妻から離婚を切り出されて夫が慌てるケースが多いようです。

今までの結婚生活の中での小さなモラルハラスメント、または姑との対立や出産後の肉体的・精神的につらい時期に夫が力になってくれなかったなどの恨みつらみが、熟年になって我慢できなくなってしまい、熟年離婚に至ることが多いようです

夫と熟年離婚する場合のメリット


まず、妻が熟年離婚する際の一番のメリットは、自分中心の自由な生活ができるということです。

炊事一つにとっても、今まで夫や家族が食べたいものを、食べたい時間に用意していた生活から解放され、自分の好きな時間に好きな物を食べられる、時には手を抜いても誰にもとがめられない、これだけでもどんなにその後の生活に自由を感じることができます。

また、夫のさまざまな形のハラスメントから解放されるのも大きなメリットです。

夫が過去に浮気や不倫をして、それに恨みを持っていても、離婚してしまえばそれらの感情から解放されることができます。

また、夫の親族と関係がうまくいっていない場合には、その親戚関係に悩むこともなくなります。

妻にとって、熟年離婚は不満や悩みから解放されるという精神的なメリットが非常に大きいと言えるでしょう。

夫と熟年離婚する場合のデメリット


主婦であった妻が熟年離婚をした際に、最も大きなデメリットとなるのは金銭的な問題です。

財産分与や、夫に過失があった場合に受け取ることができる慰謝料を合わせても、今後の生活費への不安は解消されないことが多いでしょう。

また、熟年離婚をした後に専業主婦やパート勤務であった主婦が安定した職を得ることはかなり難しいと言わざるを得ません。

それ以外のデメリットは、孤独感です。

離婚したいほど愛情を持てなかった夫でも、長年連れ添った後に熟年離婚をすることで、強烈な孤独感を感じることもあるでしょう。

子供など頼ることができる人がいれば別ですが、病気や介護が必要になった時のことを考えると大きな不安に駆られることも熟年離婚のデメリットの一つです。

また、熟年離婚をすることで、「どうして今さら」と自分の親族や子供に避難されることも考えられます。

熟年離婚をしたら、どのような事が起こっても、自分以外に頼ることができないということが、大きなデメリットとなります。

まとめ

  • 熟年離婚は増えている
  • 熟年離婚のメリットは解放感など精神的なことが多い
  • 熟年離婚のデメリットは経済面や自分以外に頼れないなどの実際的な問題が多い



ここまで、熟年離婚のメリットとデメリットを説明してきました。

熟年離婚では、愛情を持てない夫と離婚できることのほかに、精神的な解放感を得ることができるメリットがありますが、経済面の不安や強い孤独感を感じるなどのデメリットもあります。

熟年離婚を考える前に、一度そのメリットとデメリットをよく考えて、熟年離婚を行うかどうかを決断するようにしましょう。