20年以上連れ添ってきた夫婦が離婚することを一般的に熟年離婚と言います。

専業主婦でも熟年離婚を希望する人はいますが、その後の住まいや仕事はどのようにすればよいのでしょうか?

ここでは専業主婦が熟年離婚をする際に必要な準備について説明していきます。

専業主婦が熟年離婚をする際には


専業主婦であっても、熟年離婚をしたいと思っている人は、少なからずいることと思います。

夫の横暴な態度に我慢できなくなったり、子供の手が離れて夫と二人だけですごす時間に耐えられなかったりなど、その理由はさまざまです。

しかし、熟年離婚を決行した後の金銭的な不安で、熟年離婚に踏み切れないケースも多いようです。

財産分与や、夫に過失があった際のに慰謝料の支払いを受けても、当面の生活を賄うことしかできません。

一番の不安は熟年離婚後に住むところと仕事についての事でしょう。

とくに仕事は年齢で応募すらできない場合もあるので、スムーズに就職できるケースはまれです。

住む場所も、頼れる実家がない場合には自分で準備する必要があり、賃貸物件を借りるにしても、しっかりとした保証人を立てる必要がある事がほとんどです。

このような不安を取り除くために、専業主婦が熟年離婚後住まいと仕事を確保するためにはどのような方法があるか、次の章で解説していきます。

専業主婦が熟年離婚をする際に住む場所はどうする?


専業主婦が熟年離婚を行う際に大きな問題になるのが離婚後の住まいです。

この問題の一番早くて確実な解消法は実家に戻ることです。

頼れる実家があれば、一旦実家に落ち着き、仕事を探したり、一人暮らしをするための賃貸住宅を探したりすることができるので、もし実家がまだ頼れる状態であれば、迷わず実家に戻りましょう。

実家を頼ることができない場合は、確保していた預貯金やへそくりで賃貸住宅を借りる必要がありますが、その場合連帯保証人が必要になるケースもあります。

しかし、現在では保証会社に補償金を支払えば、賃貸住宅を借りるのに連帯保証人を立てる必要がない物件も増えてきているので、その点はあまり心配しなくてよいようです。

また、不動産管理会社の審査などもありますが、ある程度の預貯金があり、周囲の人とトラブルを起さないような人柄の人であればまず問題なく審査は通ります。

しかし、その時点で無職であった場合には、家賃の数か月分の前払いなどの条件を付けられることもあるので、熟年離婚を行う際には、ある程度の現金を確保しておくことが大切です。

専業主婦が熟年離婚をする際の仕事探し


熟年離婚を行った専業主婦は、職歴が乏しいことが多く、これは仕事探しの大きなネックとなります。

また、就職に強い、例えば看護師などの国家資格を持っていない限りは、仕事を選ぶことも難しくなります。

熟年離婚を思い立った時から、勉強をして就職に強い資格を取っておくことをおすすめします。

また、慢性的な人材不足である介護業界を目指すことも検討してみましょう。

介護施設の運営母体によっては、資格の取得までサポートしてくれるところもあるので、就職先として検討してみると良いでしょう。

それ以外の職種でも、正社員登用制度のある会社にパートで就職して、正社員を目指すという方法もあります。

仕事探しに際して、休みの日や給与にこだわって自分の希望を通そうとすればするほど就職は遠のいていきます。

自分にできる仕事なら何でもやる、といった気持ちで仕事を探しましょう。

まとめ

  • 住むところは実家が頼れる状態であれば頼る
  • 賃貸住宅を借りる場合は保証会社の利用も視野に入れる
  • 仕事を探す際は自分の希望ばかりを優先しない
  • 熟年離婚前に就職に強い資格を取っておく

ここでは、専業主婦が熟年離婚をした際の住むところと仕事の確保について説明してきました。

賃貸住宅を借りる場合には、まずまとまった現金を確保する必要があります。

また、仕事については、離婚前に就職に強い資格を取っておき、仕事を探す際には自分の希望を優先させすぎないようにしましょう。