熟年離婚をする妻が正社員の職を持っている場合には、生活費の心配をする必要はありませんが、主婦である場合は話が違ってきます。

ここでは主婦が熟年離婚をした場合の生活費の相場や、仕事探しについて説明していきます。

熟年離婚後の主婦の生活費


主婦が熟年離婚をする際に一番不安に思うことは生活費をどうするかということではないでしょうか。

熟年離婚後仕事を探すにしても、新居を構える資金や仕事が見つかるまでの生活費が必要になってきます。

そのお金を工面するために、まず熟年離婚時にきちんと財産分与を求めるようにしましょう。

熟年離婚は一般的に20年以上連れ添った夫婦が離婚することを言うので、結婚期間が長く、その間に夫婦で築いた共有財産も多いのが特徴です。

この財産をきちんと分与してもらうことで、当面の生活の目途が立つでしょう。

また、夫側の有責で熟年離婚する場合には、財産分与以外に慰謝料を請求できる場合もあるので、こちらも忘れずに請求することをおすすめします。

このような方法でまとまった現金を手にしておくと、その後の生活設計が立てやすくなります。

当面の生活が安定していると、熟年離婚後の仕事探しにも余裕を持って取り組むことができます。

熟年離婚後の一人暮らしの生活費の相場


離婚後の主婦が一人で暮らしていくためにはどの程度の生活費が必要なのでしょうか?

一般的な一人暮らしの平均的な一か月の生活費は約15万円と言われています。

内訳は、家賃6万6千円、食費2万円、光熱費7千円、水道料金3千円、通信費1万1千円、交際費1万円、被服・化粧品代2万円、日用品3千円となり、合計約14万円となります。

しかし、医療費など急な出費に備えてあと1万円は見積もっておいたほうが良いでしょう。

この金額は全国平均の金額なので、地域によって多少の差はあります。

この金額は、生活に必要な最低限の金額を算出したものなので、これだけでは貯金をしたり、医療保険に加入することは難しく、かなり倹約を必要とする生活になるでしょう。

自炊をしたり、クリーニング代の節約のために自宅で手入れできるものは自分で手入れを行うなどの工夫が必要です。

熟年離婚後の主婦の仕事探し


主婦であった人は熟年離婚後に仕事を探す必要が出てきます。

まずはハローワークに行くことを考ええる方が多いようですが、職歴の乏しさがネックになり、また年齢的にも正社員の安定した職を得ることはなかなか困難なようです。

仕事を探すときに、土日に休みたい、夜勤は嫌だなどの自分の希望を強く言いすぎると、ますます就職への道は遠くなってしまいます。

ここでおすすめしたいのが、熟年離婚の前に就職に強い資格を取っておくことです。

とくに近年、慢性的な人手不足の状態にある介護職の資格を取得しておけば、就職に有利になります。

簿記などそれ以外にも就職に役立つ資格はたくさんあるので、熟年離婚後に自分の希望する仕事に就けるよう、熟年離婚前からきちんと準備をしておくことが大切です。

また、パートで就職しても、正社員登用制度がある会社もあるので、そのような会社にパートとして就職することも安定した職を得るための一つの方法です。

まとめ

  • 熟年離婚時にきちんと財産分与を行う
  • 夫が有責の場合には慰謝料請求を
  • 生活費を抑えるために工夫を怠らない
  • 熟年離婚前に就職に役立つ資格を取っておく

ここまで、主婦が熟年離婚した場合の生活費の相場や就職活動について解説してきました。

熟年離婚は男女ともに経済的にデメリットが多くなる行為ですが、メリットもたくさんあります。

熟年離婚をして後悔しないためにも、離婚後の生活設計をきちんと立てておきましょう。