
話好きで明るい夫に好感をもち、付き合うことになりました。
付き合って1年で結婚。
私は24歳、夫は3歳年下の21歳でした。
家事をしない夫
結婚当時は、私がすべての家事を担っていました。夫は、料理もできず、ゴミ出しもしない、朝は起こしてあげないと起きられない。
まだ若いから仕方ないかなと思っていました。
しかし、私の仕事がだんだんと忙しくなり、残業が増えて帰りが遅くなる日が続きました。
夫は残業もほとんど無く、会社も近くにあったため、私よりも何時間も早く帰宅していました。
それなのに、洗濯物もとりこまない、お風呂の掃除もしない、晩ごはんの準備もしない、私が帰るのをただただ待っているだけの人でした。
共働きで仕事をしているのだから、早く帰った方がやるべきだと主張しても、できないと言うばかり。
やろうとする努力もしない。
残業して家に帰り、食事の支度・洗濯・お風呂掃除と、毎日疲れ切っていました。
離婚を決意した決定的な出来事
そんんな時、離婚を決意する決定的な出来事が起きたのです。私がインフルエンザにかかり、高熱で寝込んでしまったのです。
こんな時ぐらいは、夫も何かしらやってくれるのではないかと思っていたのですが・・・違いました。
お昼の時間になった時、高熱で動けない私にむかって、「昼飯はどうするんだよ」と聞いてきたのです。
まるで、私が食事の支度をしなければ、自分がお昼ご飯を食べられないではないか、と言っているようでした。
状況をみれば、自分が何とかしなければいけないという事がわかるはずなのに。
あきれ果てた私は、返事もせず黙っていました。
すると夫は、私を残したまま自分だけが実家に行き、お昼ご飯ばかりか、晩ご飯まで食べてきたのです。
その間、熱にうなされる私のことは、ほったらかしです。
なんて薄情な人なのだろう。
普段、私がどれだけの事をやっていると思っているのか、恩を仇で返すとはこのことです。
こんな人と結婚するんじゃなかったと、強く後悔し、離婚を決意しました。
離婚してスッキリ
私の方から離婚をきりだし、早々とアパートを契約し、家を出ました。夫の収入はそれほどでもなかったし、分け合うほどの財産もない、子供もいなかったので、慰謝料もなにも請求しないかわり、今後いっさい関わりあわないということで話をつけました。
離婚した後は、アパートで一人暮らし。
すべて自分のペースで進められて、世話のやける相手もいない、ものすごく快適でした。
離婚した後は、あんなに忙しかった仕事もひと段落し、給料もアップして、充実した毎日が送れました。
元夫のほうは、家事も何もできない一人暮らしに困り果て、実家に帰ったと、風のうわさに聞きました。
離婚してスッキリ、よかったです。