離婚を選択する夫婦は3組に1組いる時代ですが、離婚の仕方は様々です。

迷ったらまず弁護士を頼るという人もいれば、夫婦の協議だけで離婚する人もいます。

一般的には、夫婦の話し合いと合意で進める「協議離婚」を選択する人が多いと言われています。

しかし、離婚に向けての条件をしっかりと定めたい等の理由から、「調停離婚」の道を選ぶ人も少なくはありません。

ここでは、調停離婚の基本的な流れを整理していきます。

調停離婚の「回数」「期間」についても、本文中でご説明します。

調停離婚の流れ


「調停離婚」とは、家庭裁判所において裁判官と調停員が立ち合う離婚方法です。

調停離婚をしたい場合は、最初に家庭裁判所に「申し立て」をする必要があります。

あなたが離婚をしたい場合は、あなたが申し立てをするということになります。

家庭裁判所が申し立てを受け付けると、初回の期日が設定されます。

第1回目には、夫と妻それぞれの意見や希望を話します。

調停委員はその内容を基に、夫と妻がどの程度離婚条件に譲歩できそうかを検討していきます。

そういったやり取りを基にして、第2回目、第3回目と話し合いを進め、最終合意が取れれば調停成立となります。

「調停離婚」出廷する回数はどれ位?


ここでは、「調停離婚」で家庭裁判所に出廷する「回数」について解説します。

実は、調停離婚の回数はケースバイケースであり、何回話し合えば成立するかは夫婦によって違います。

離婚に向けて必要となる問題全てに、夫婦双方の合意さえ取れれば1回でも2回でも良いということです。

なお、最短で離婚が成立する調停出廷回数は1回です。

しかし逆に、何度話し合っても折り合いがつかない場合は、何回でも集まる必要があるということになります。

調停離婚は、夫婦の合意が取れることで成立しますので、合意が取れなければ5回でも10回でも話し合いは続きます。

調停離婚には「回数の制限がない」ということを理解しておきましょう。

「調停離婚」期間は決まっているの?


また、調停離婚の「期間」に関しても夫婦によって差があります。

平均では1回目の調停から約半年程度で成立することが多いようですが、飽くまでも一つの目安でしかありません。

なお、最初に「調停離婚の申し立て」をしてから第1回目の調停(話し合い)までは1ヵ月程空きます。

従って、1回の調停で離婚が成立した「最短」のケースであっても、期間は「最低1ヵ月」を要します。

当然ながら、話がまとまらなければ平均的な期間の「半年」を超えることもありますので、覚悟はしておく必要があります。

中には、申し立てから1年が経過しても決着がつかない夫婦もいるのです。

まとめ

  • 調停離婚の申し立てから話し合いが始まるまでに1ヵ月程の期間がある。
  • 調停離婚に回数制限はない。
  • 最短の調停回数は「1回」である。
  • 最短の調停期間は「1ヵ月」である。
  • 調停離婚が長引けば1年かかることもある。

前述の通り、調停離婚の「回数」には制限が設けられていません。

調停が長引くと判断した場合、「裁判離婚」に進めるという選択をする人が多数いることも知っておきましょう。

「協議離婚」と「調停離婚」は、夫婦の合意によって離婚が決定します。

これと比べ「裁判離婚」は、審判によって離婚内容を決定することができます。

調停離婚が長引くことも考慮し、「裁判離婚」を視野に入れながら計画を進めることも必要です。