離婚をした場合、一般的に妻は旧姓に戻るので、さまざまな名義変更の手続きが必要になってきます。

では、クレジットカードの名義変更は必要なのでしょうか?

ここでは離婚後のクレジットカードの名義変更とその後の支払いなどについて説明していきます。

離婚するときのクレジットカードの扱い


結婚期間中に作ったクレジットカードでも、本人名義のクレジットカードであれば、基本的に離婚後も利用が可能であると考えておいて良いでしょう。

しかし、これは今までクレジットカードの引き落としがきちんと滞りなく行われていた場合に限られます。

また、離婚した場合に女性は旧姓に戻すケースが多いので、名義変更の手続きを行う必要があります。

クレジットカードの利用者が専業主婦である場合には、クレジットカード作成の審査時に配偶者の年収なども加味して審査されているため、離婚後に再審査の必要が出てくる可能性があります。

その結果、限度額が引き下げられたり、クレジットカードが停止されてしまうことも考えられます。

専業主婦が離婚後にクレジットカードの利用を続けたい場合には婚姻期間中になるべく収入の安定した仕事に就くなどの方法で離婚に対する準備を行っておくことをおすすめします。

離婚時にクレジットカードの名義変更


専業主婦に限らず、女性が離婚した場合の多くは苗字を旧姓に戻します。

そのような場合にはクレジットカードの名義変更が必要になってきます。

クレジットカードに限らず、貯金通帳の名義変更などの際には、名前が変わった事を証明する身分証明書が必要になります。

そのためにはまず運転免許証またはパスポートの名義変更を最優先に行い、それらの名義変更を行った身分証明書を使って、それ以外の名義変更手続きを行うことが一番効率的な方法です。

また、離婚に伴い、引っ越しやクレジットカードの引き落とし口座の変更などがあった場合にも名義変更と一緒に手続きをしておくようにしましょう。

離婚をしても苗字を旧姓に戻さないこともできます。

離婚後に苗字を旧姓に戻さない理由は、婚姻中の苗字で自営業を始めているため、苗字を変更すると仕事に影響が出る、婚姻期間が長いため、婚姻期間中の苗字のほうになじみを感じるなどさまざまですが、そのような場合には当然名義変更の手続きは必要ありません。

離婚後のクレジットカードの支払い


婚姻期間中は妻名義のクレジットカードでも夫が支払いを行っているというケースがありますが、離婚してしまえば自分で支払いを行うことになります。

婚姻期間中に住んでいた住宅の光熱費などを妻のクレジットカードを利用して支払っている場合には、支払いが確定している金額については離婚後であっても妻に支払いの責任があります。

また、それ以外にも夫の支払いを妻のクレジットカードで建て替えた分に関しても当然妻が支払う必要があるので、光熱費や家賃などをクレジットカードで支払っている場合には、早急に支払い方法の変更をしておきましょう。

このような公共料金などの支払いを、自分が離婚した後の料金なので関係ないと思って支払わずにいると、金融事故として取り扱われ、金融上の信用を失ってしまうので、必ず支払うようにしましょう。

可能であれば、一旦支払った後、クレジットカードの支払い明細を証拠に、夫に返済を求めるようにすると良いでしょう。

まとめ

  • 離婚後に苗字が変わったら、必ず名義変更手続きを
  • 専業主婦の場合には世帯収入で審査されているので再審査の可能性がある
  • 婚姻期間中に住んでいた家の公共料金の支払いは、離婚後すぐに支払い方法の変更を行う

妻が離婚後に苗字を旧姓に戻し、クレジットカードを使い続けるにはまずは名義変更が必要です。

また、妻が専業主婦であった場合には離婚後今まで通りにクレジットカードが利用できない可能性もあります。

離婚後は、離婚の事実をいち早くクレジットカード会社に連絡して、各種手続きを行うようにしましょう。