離婚後には運転免許証やクレジットカード、通帳などさまざまな物の名義変更が必要になってきます

ここでは一番身近な身分証明書となる運転免許証の氏名変更の手続きについて説明していきます。

離婚時に必要な運転免許証の手続き


離婚が成立して妻の苗字が旧姓に戻ったら、まず運転免許証の氏名変更手続きを行いましょう。

この時に離婚後の住まいが決まっていれば、住所変更の手続きも一緒に行いましょう。

この運転免許証の氏名変更は道路交通法でも「運転免許証の記載事項に変更が生じた場合には、速やかに変更手続きを行わなければならない」と定められています。

この氏名変更手続きを行わないまま車などを運転した場合、道路交通法違反の罪で処罰される可能性もあるので、できるだけ速やかに手続きを行いましょう。

この氏名変更手続きは住んでいるところの所轄の警察署か運転免許試験場で行うことができ、費用は必要ありません。

この手続きが終了すると、運転免許証の裏面に新しい氏名が記載されます。

手続きができる時間帯に警察署や運転免許試験場に行けない場合には、代理人に手続きを依頼することができます。

この場合には氏名を変更する人と代理人双方の住民票の写しと、代理人の身分証明書が必要です。

運転免許証の氏名変更手続きは必要?


運転免許証の氏名変更手続きは離婚後に最優先で行うべき大切な手続きです。

なぜならば、銀行口座やクレジットカードの名義変更の際に身分証明書の提示を求められるからです。

この時身分証明書として提示した運転免許証の記載事項に基づいて、銀行口座やクレジットカードの名義が変更されるので、運転免許証の名義変更を行っていないと、その他の手続きの時に身分証明書として使用することができません。

運転免許証はさまざまな時に本人確認のための公的な書類として用いられ、それ以外の身分証明書の中でも最も信頼性が高い物であると言えます。

最も信頼性の高い身分証明書なので、犯罪に利用されることも考えられます。

そのため道路交通法でも記載内容に変更があった場合には速やかな変更手続きが義務付けられています。

仮にこのような変更手続きを怠っていると、刑法の公正証書原本不実記載という法律に抵触する恐れもあるので、速やかに氏名変更手続きを行いましょう。

運転免許証の氏名変更手続きに必要な物


運転免許証の氏名変更手続きには次の物が必要です。
  • 運転免許証
  • 本籍地の記載された住民票
  • 印鑑
住民票は通常の場合離婚届を出してから数日待たないと新しい住民票を受け取ることはできませんが、離婚届の提出の際に窓口に離婚届をすぐに欲しいことを伝えておくと、他の離婚に伴う役所での手続きを行っている間に新しい住民票を優先的に作ってくれます。

役所の都合にもよりますが、大体2時間程度の時間で新しい住民票が出来上がると考えておいて良いでしょう。

住民票の発行に時間がかかり、日にちがかかってしまうと、その他の手続きも滞ってしまうので、このように窓口に住民票が早く欲しいことを伝えておくと優先的に新しい住民票を作ってくれる事を覚えておきましょう。

これら3点がそろったら、住んでいるところの所轄の警察署か運転免許試験場に行き、運転免許証記載事項変更届に必要事項を記入の上、提出しましょう。

離婚後の引っ越しで他の都道府県に住まいを移した場合には、縦3cm、横2.4cmの届け出書に貼る写真が一枚必要なので、準備しておくようにしましょう。

運転免許証の変更された記載内容は裏面の備考欄に記入されます。

まとめ

  • 運転免許証の氏名等の変更は最優先で行う
  • 運転免許証の記載内容の変更を怠ると法律に抵触する恐れがある
  • 運転免許証の記載内容変更は所轄の警察署か運転免許試験場で行う
  • 自分で手続きに行けない場合は代理人に依頼することもできる

ここでは運転免許証の氏名変更手続きの必要性と、その方法について説明してきました。

運転免許証は本人確認のための最も信頼性の高い公的な書類なので、記載内容に変更がある場合には、最優先で手続きを行うようにしましょう。