離婚した時にそれまで利用していた銀行口座が不要になり、解約する必要が出てくることもあります。

ここでは離婚した際にどのようにして銀行口座の解約を行えばよいかについて説明していきます。

離婚時に銀行口座はどう扱われる?


離婚をした時にそれまで利用していた銀行口座はどのような扱いになるのでしょうか。

銀行口座は名義名義変更ができないので、銀行口座の名義が妻の物であれば、離婚後も変わらず妻の物となり、解約も妻が行うことができます。

不要な銀行口座の解約は、離婚前に行うほうが手続きが簡単です。

離婚した場合に妻は旧姓に戻すことがほとんどなので、銀行口座の解約を行う前に口座の氏名変更手続きを行うことが必要になってきます。

銀行口座の氏名変更手続きの後に口座の解約手続きを行うという流れになります。

そのためには本人確認のために免許証が必要になりますが、こちらも口座の解約前に氏名変更の手続きを行っておく必要があります。

この身分証明書となる運転免許証の氏名変更手続きが完了していないと、その他の手続きはほとんどの場合に進めることができないので、離婚したら運転免許証の氏名変更手続きを最優先で行うようにしましょう。

離婚後に妻が苗字を変更した後に、銀行口座の解約や保険の名義変更などを行う場合には、手続きが非常に煩雑になることを覚えておきましょう。

銀行口座の解約手続きを行うには


銀行口座の解約手続きは普通預金の場合、銀行の支店窓口で行うことができます。

しかし、カードローンがあるなど特別な事情がある場合には取引店に解約手続きをしに行く必要があります。

離婚後に引っ越しをしたため、解約したい口座のある銀行の支店に行くことができない場合には、他の銀行で銀行口座の解約をする方法があります。

この方法は「代理取り立て」と呼ばれ、手続きの方法は銀行により少々異なります。

この代理取り立てを依頼した銀行を経由して、解約した銀行の残高を受け取ることができますが、代金取立手数料が必要になるので、残高が数百円程度出れば、休眠口座として放置しておいたほうが安くつくこともあります。

代理取り立てはあまり多い取引ではないので、手続きに時間がかかり、長時間待たされることもあります。

10年以上放置された預金は「休眠預金」と呼ばれ、銀行の物となるので、利用しない口座だからと言って放置してしまうと、預金の権利を失ってしまいます。

不要な口座があったら、早めに解約を行うようにしましょう。

銀行口座の解約に必要な物とは


銀行口座の解約を行うには次の物が必要になります
  • 本人確認のための身分証明書
  • 通帳
  • 銀行印
  • キャッシュカード
女性は離婚の際に苗字を旧姓に戻すことが多いので、本人確認のための身分証明書は必ず氏名の変更手続きを行っておくようにしましょう。

この手続きが終わっていないと、運転免許証が本人確認の書類として使用できないので、戸籍謄本など別の書類が必要になります。

銀行口座を解約する際に、通帳や印鑑、キャッシュカードなどどれか一つでも紛失してしまっていると、それぞれの喪失手続きを行う必要があります。

この喪失手続きが完了しないと、口座の解約は行えません。

喪失手続きには時間を要し、銀行にもよりますが、大体10日前後かかります。

この場合にも本人確認のための書類が必ず必要になるので、準備しておきましょう。

まとめ

  • 銀行口座は名義変更できない
  • 銀行口座の解約は銀行の支店で行う
  • 解約したい銀行口座の支店などが遠い場合には、他の銀行に解約を依頼することができる
  • 本人確認のための書類を準備しておく
  • 解約に必要な物を紛失している場合には手続きに時間がかかる

ここまで、離婚後の銀行口座の解約について説明してきました。

解約に際しては本人確認のための書類が必要になるので、運転免許証などは必ず氏名変更手続きを行っておきましょう。

また、解約したい口座がある銀行が遠い場合には、他の銀行に口座の解約を依頼することができることも覚えておきましょう。